飼育員のイチオシ!原始的な特徴を残したカニ「ホモラ科の一種」展示スタート!


■内容

飼育員のイチオシ!水槽で、ホモラ科の一種の展示を始めました。ホモラと聞いてもピンとこないかもしれません。ざっくりと説明すると、原始的な特徴を残したカニの仲間で、彼らの最大の特徴は1番後ろにある1対の脚(第4歩脚)が上を向いていることです。この上向きの脚は先端がハサミのような形になっていて、この脚を使い、海綿類や貝殻などを背負って身を隠すと言われております。写真でも、1対の脚が上を向いていることが、よくわかると思います。まだ詳細が分からないため、ホモラ科の一種としておりますが、当館に搬入されることは少ないカニです。是非、見に来てください!また、現在、水槽内ではどんなものを背負うのだろうと、様々な物を試しに入れております。一体、何を背負うのか? あるいは、何も背負わないまま過ごすのか? そんなところにも、注目してみてください!

【現在、水槽内にある、背負うもの候補】
石、スポンジ、貝殻、ウニの殻、ヒトデ(アカヒトデ)、ナマコ(マナマコ)